魔法や神術について
この世界では魔法は珍しいものではありません。
魔法使いあるいは魔術師、魔女、魔道士など流派によってさまざまな呼び名がありますが、彼らマジックユーザー(魔法を扱う者)は多くの町や村で普通の人々と同じように暮らしています。
別に職を持ち必要なときだけ魔法を使う者、マジックユーザーとして生計をたてている者、それぞれの暮らし方は十人十色です。
神術を専門にしている聖職者は、人々に心の支えであることを望まれるかもしれません。
ルール上、神術以外の魔法体系について明確に規定することはありません(それが神術ではない、という点だけは明らかです)。
貴方のPCが扱う魔法は精霊魔法かもしれませんし、妖精魔法かもしれません。魔女の技かもしれませんし、古代魔法かもしれません。
自然界から力を借りているのかもしれませんし、大気中のマナを操っているのかもしれません。PC自身の魔力を扱っているのかもしれませんし、魔力の込められた宝石や本の力を解放しているのかもしれません。
禁術(死者の魂・体を扱う死霊術や生者を生贄にする黒魔術など)や世界観、ルールに反する内容でない限り、PLはその系統や詠唱の有無、発動の演出・描写などを自由に設定できます。
また、いくつかの魔法や神術は相応しい場所と必要な道具、正しい手順による儀式を経てその効果時間を永続に変えることができますが、これは教会や魔術師ギルドなどで立場あるNPCが執り行うものです。
基本的にPCがそういった魔法儀式を任意で行うことはできません。
魔法
マジックユーザーの基礎となる魔法。あるいは一般魔法、魔術。
魔導
魔法の発展・応用型。あるいは上位魔法など。より効果が高く習得難易度が高いもの。
神術
聖術とも。信仰心と資質がある者に授けられる神の奇跡。
秘蹟
敬虔で優れた信者に授けられる、より強い神の奇跡。
禁術
死者を冒涜する死霊術や生贄などの犠牲をともなう黒魔術など、この世界において「使ってはいけない魔法」として魔術師ギルドや国に指定されているもの。PCは使用不可。
上記以外にも天使や悪魔、竜、魔物など固有の種族のみが扱うことができる独自の魔法も存在するでしょう。